Tartan's TR research institutes II

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ハートレイク

Posted by Tartan on   4 comments



今年は異常だった7月の連日30度を超す真夏日が二週間近く続いたのとはうって変わり
8月は平年どおりに戻った北海道ですが、
お盆を過ぎてからは朝晩気温が下るようになり寝苦しい夜からやっと開放されるようになりました。
また、外の空気も秋の匂いがするようになり、短い夏が終わって冬への準備が着々と始まっています。

とはいえ、まだまだ日中の日差しは強いのですが、もしこれが本州などから飛行機で道内入りすれば、
カラッとしてるぶん湿度や気温が低く断然涼しく感じるでしょう。
しかしこの広大な土地でずっと暮らしていれば高温多湿に慣れてないので
軟弱になった身体を労わるために、休みの度に更に気温の低い所へと車で逃亡しています。


先週の某日、久々に札幌の気温が30度近くまで上がる予想になっていて前日に逃亡計画を練りました。
その日は札幌を含め内陸側の市町村は全て似たような気温予想になっていて
25度以下の快適な場所は、稚内・根室・襟裳 と、札幌からとんでもなく離れてます。
そしてこの候補のなかだと最低でも片道230kmはあり到達まで5時間は掛かります。
もちろん今回は観光や旅行ではなく単に暑さからの逃亡なので当然日帰りしなければなりません。


因みに度々聞く話ですが、気軽にレンタカーを借り同じ道内だからと無謀な計画を立ててる観光客は愚か過ぎです。
以前地方で立ち寄ったコンビ二で道を尋ねられた事があり、その人達は北海道の広さを全然理解してませんでした。


根室は過去に仕事で日帰りをした経験がありますが、次の日は身体が動かなかったのは言うまでもありません。
稚内は7月初旬に泊まりで観光に行ってきたので却下。
となると、一番距離が短い襟裳になりますがここも数週間前に先っぽの岬へ行ったばかり。
では何処に向かうことにしようかと。。。




襟裳… そういえば何年か前に見たローカルCMで型の湖が映っていたのを思い出した。
そのCMは石屋製菓の白い恋人で、白い恋人といえばじゃがポックルと並んで現・北海道へ出張に来た際の鉄板お土産。

子供の頃住んでた近所に小さな事務所?工場?があったのを覚えてて、そこが鉄板お土産を販売するまでに成長するとは
思わず、発売されたばかりの白い恋人を食べたことはあるがリピートは無くそれっきりになってました。
たぶん地元では普段口にしないジャンルのお菓子なのではないでしょうか。

話が脱線しましたが、CMで映っていた型の湖 正式には豊似湖(とよにこ)。
場所は吉○拓郎作曲で有名になった襟裳岬があるえりも町に位置します。
同じ北海道でも近郊に住んでる方以外はCMで取り上げるまでこの湖の存在を知らなかったり
訪れたことがない人のほうが多いと思います。
私も例に漏れずCMで初めて存在を知りましたが、そのときにはまだ今ほど道が整備されておらず、
また国道から険しい林道を10km以上進まなければならなかったため傍を通っても訪れるのを躊躇してました。
しかし話題になってから月日が経過し訪れる者がめっきり減ったことと
今は普通車でも気軽に行けるようになったため今回がいい機会だと考え、えりも町へ逃亡することに決定しました。



toyoni-lake3.jpg
猿留(さるる)川林道
太平洋沿いの通称 黄金道路と呼ぶ国道336から目黒という小さな漁村で逸れ民家が点在する舗装された町道を進むと
右手に墓地があり、そこから先は”えりも線”という準・林道規格の町道で、アスファルトからダート路面へと変貌する。
そして更に進んでいくと分岐があり、左手の町道本線はそのまま”えりも線”で、山中を抜け再び岬方面の国道へ戻る。
豊似湖へ向かうには右手の猿留川林道へ。



toyoni-lake5.jpg
庶野沼の沢線
猿留川林道を奥へ進んでいくと第二分岐となる丁字路。
山奥へ向かう右は通行止めになっていて左の庶野沼の沢線へ。 ここから豊似湖までの距離は約2.4kmとなっている。

途中で咲梅越線という林道が派生。 そちらは先ほどのえりも線に合流してる。
つまり豊似湖からえりも線を使って墓地側へ出ず、直接襟裳岬方面へ戻る場合のショートカットになっている。



toyoni-lake4.jpg
トイレ小屋が在る駐車場に立てられている案内図
ここから湖までの200Mは苔の生えた倒木を幾度も跨ぎながら険しい山道を歩くことになります。
広域図は北海道を逆さまに見た状態。 三角形の頂点は襟裳岬。



toyoni-lake2.jpg
案内図の横には木製の看板があり、主に遭遇できる動物が彫られていた。
エゾ鹿はここへ来なくてもウジャウジャ遭遇するため珍しくもなく、ニホンザリガニ見たさに訪れる場所でもない。
アカゲラの存在は確認出来なかったが遠くで木を突く音は聞こえた。
野生のヒグマに関しては道民だからといって見慣れてるわけでは無く、なにより出来れば直に遭遇したくない一番の相手。
ただ帰路の際に林道で二匹のエゾシマリスが車の前を横切った。



toyoni-lake1.jpg
豊似湖
ハート型の尖った下部が画像の場所。
駐車場から山道を歩き湖の畔に着いても想定どおり唯の沼にしか見えないため感動は一切なし。(笑
事前に型だという知識がある為、湖畔の地形と照らし合わせ想像すると何となくに見えるような。。。

案内図によると湖の周囲は約1キロ。 湖畔を所要時間30分で周回できるとのことだったので、
普段コンビ二へ行くような軽装+クマ避け鈴だけ装備してトライした。
ひと気のない静まり返った湖は風で揺れる木々の音と鳥の囀りのみ。
携帯は余裕で圏外だし誰にも邪魔はされないが、もしヒグマに遭遇しても助けを呼ぶ事もできない。
心地良い開放感と同時に緊張感を持ちながら周回に挑んだ。
案内図には歩道となっているが、時計廻りで進むと水辺でなく2mほど高い位置に険しい山道があるのみ。
型の左半分を歩いたところで無事に湖面へと降りれた。
そして型上部の窪んだ場所は10m位小高くなっており、丸太で出来た急な階段を上がらなければならない。
頂上には石碑?石柱?のようなものと管理小屋があって、そこから分岐で猿留山道へと続く登山道があった。
そして分岐から湖畔右半分へ降りるのにまた急な階段を進む羽目に。
一旦降りてしまえば険しい左半分と違って右半分の周回は水辺をそのまま歩くことが出来る。
経験から単純に入口から対面へ行きたいなら反時計廻りのほうが断然楽です。




出発前から分かっていたことですが、やはり湖の全貌を拝めなかったのは残念でしたが
本来は避暑地への逃亡が目的だったのでそれは達成できました。


もしどうしても肉眼でハート型の全貌を拝みたいなら上空からヘリなどで見る以外には方法が無さそうです。
また、自ら綺麗に画像を収めるには費用面を考えるとドローンなどでの空撮が有利でしょうね。




このブログで豊似湖を初めて知った方のために全貌が確認できるリンクを貼っておきます。
えりも観光ナビ(外部サイト)


Comment

Tcake says... ""
リンク先の画像を見て驚きました。
特に木々が緑の方は見事にv-348型になっています。
それに対して秋バージョンのv-350型が若干崩れているのが…
月並みなフレーズを連想するのと同時に
自然界がそれを見事に表現しているものだと感心しました。

○心と秋の豊似湖 (笑


>湖畔周回

避暑を求めて向かわれたので目的は達成できた訳ですが、
読んでいるだけでも緊張感が伝わってきました、。
最近はクマのニュースが多いので…何事もなく良かったです。


P.S.
数種類のv-343絵文字がありましたが、
さすがに歪な形のハート型はありませんでした。^^;
2017.08.30 22:45 | URL | #8ahq93Ss [edit]
JEYEM says... ""
久しぶりの秘境シリーズ?

現地に足を運んでも形を実感できないのはちょっと残念ですが、
確かに見事にハート型ですね。

>最近はクマのニュースが多いので
確かクマ避け鈴を携帯してても被害にあった方がいたような…。
シャレにならないですね^^;

加えて、今は空からミサイルが降ってくるかも知れません。





2017.08.30 23:34 | URL | #t50BOgd. [edit]
Alphonse says... ""
ドライブで移動したことがないので距離感は今一つピンと来ません。
避暑に車で遠出するという感覚が北海道ですよね。

後は私の北海道に関する思い出。
大昔、三月頃旅行したことがあります。
新幹線はまだなく、青函連絡船がまだ行き来していた頃だと思います。
船旅で北海道へ。
夜景と時計台ぐらいしか見るものがなかったので、
そこからは湖巡りに予定変更。
順番は忘れましたが、列車とバスで摩周、阿寒、洞爺、屈斜路、支笏を転々としました。
一日に一本しかないような路線ばかりだったような気がします。
流氷が目当てではありませんでしたが、宗谷岬にも行きました。
摩周湖は霧ではなく曇りでした。
阿寒か洞爺で晴天に恵まれ、立ち入り禁止だったかどうかは不明ですが
凍った湖面を歩いた記憶があります。

旅行中気付いたことは
北国あるあるだと思うのですが、
バス、列車、旅館、ホテルに入る前に、体や傘についた雪は落とすこと。
これが出来ないと注意されてしまいます。(旅館、ホテルの人が嫌がる。)
あと異常に室内が暖かったです。
宿泊先の窓は必ず二重。内窓と外窓がありました。
おかげで心地よく眠れました。

帰りのお土産は「白い恋人」を買って帰りました。
アイヌの昔話集みたいな本も買って帰ったのですが、読まずにそれきりです。
後、北海道で連想するものと言えば
 「カムイの剣」「水曜どうでしょう」「駒大苫小牧」「日ハム」しかありません。
2017.08.30 23:37 | URL | #mQop/nM. [edit]
Tartan says... ""
@Tcakeさん

ここは散策路を歩いてみても人工的に形作られてなかったので、たまたまそうなっていたんでしょうね。
紅葉版のほうは一本の木が湖面に被さったのを撮ったので余計崩れて見えるのだと思います。

>避暑を求めて
えりも町へ着いた時点で涼しかったので、わざわざ湖に行かなくてもじゅうぶん目的は果たせたんですが
岬以外に何も無い町ですからこんな機会でないと行きませんね。

私が使った❤は記事本文だと絵文字が使えなかったのでIMEパッドにあったテキスト文字です。


@JEYEMさん

秘境に該当するのかわかりませんけど、思いつきだけで気軽に行けないのは確かです。

沼見峠がある猿留山道へ行けば途中でかなり傾いた湖を肉眼で見ることが出来るそうです。
ただしこちらは全て本格的な登山道なので、向かうなら体力とそれなりの装備が必要ですね。


>クマ
本州・四国に生息するツキノワグマは凶暴な北海道のヒグマより身体が小さく、
これまで人を襲うニュースはあまり聞きませんでしたね。

クマ避け鈴が効かなかったのは、一度でも人間の味(身体や所持してる食べ物)を知った個体を
逆に呼び寄せてしまったためですね。
鈴・爆竹・ラジオはあくまで遭遇前に人間がここに居ると知らせる目的なので、
人を襲った経験があるクマには無意味になってしまいます。

北海道でも襲われたニュースは度々聞きます。
しかしそれらは釣り人や山菜取りで山に入った輩なので、
人間に自分のテリトリー内の食料が奪われると認識してるのだと思います。
それに釣り人や山菜取りは、ある意味気配を消してるので
クマを発見したとき驚いて騒ぎたて興奮させてしまったのかもしれません。
同じ山奥へ入っても林業の方や送電線のメンテナンスをしてる電力関係の方の事故は聞いたことがありません。

野生のクマが近づくと、動物園で嗅ぐような獣臭がします。
クマは犬に匹敵するくらい鼻が効くようですから人間が風上に居ると直ぐに察知されるようです。
幸い私はまだ一度も遭遇したことがありません。
また、林道上でクマが残した糞を発見したときは極力車から出ないようにしてます。
もともとクマのテリトリーにこちらが侵入してるわけですから、
気配を感じたときは自分の目的を達成できなくても諦める勇気が必要になってきます。
それをせっかく来たんだからとズカズカ森を荒らせばクマに襲われる確立は上昇します。
知床半島に居る漁師のように上手く共存できれば良いのですけど。


>空からミサイル
ヤバイですね。 方向的に青森県の三沢基地を狙ったとしても外れて北海道に落ちるのかも。


@Alphonseさん

>距離感は今一つピンと来ません
いちおう人口195万人都市なので札幌市内での移動はバス・地下鉄・JRと、本数もそこそこあって困ることはありませんが、
少しでも市内を出るとなれば状況は一変します。
そのため主な移動手段は待ち時間の制限がない車に頼ることになります。

エアコンの効いた市内の施設にいれば涼むことは出来るんですが、
なにせ人混みや人工的な涼は嫌なので毎回遠出してます。
まぁこれは地方都市ならではの発想でしょうね。
いったん札幌圏さえ出てしまえば渋滞とは無縁ですから。
今回、札幌からえりも町への移動ですから、東京を基点にするなら名古屋あたりになりますね。
それを高速は利用せず下みちだけで移動してますから益々時間は掛かります。
北海道を47都道府県のひとつとして捕らえず、本州・四国・九州といった島単位で考えればイメージが湧きやすいかと。


>青函連絡船
青函フェリーでなく連絡船ということは、30年くらい前のはなしですね。
私は昭和57年に中学の修学旅行のときしか乗船したことがないです。
確か昭和の最後に代替の青函トンネルが開通し、連絡船は廃止になったと記憶してます。


札幌での観光といっても思い浮かべるものがありません。
雪まつりは2月初旬ですし、時計台も場所的にお勧めできるものではありませんね。
まわりをオフィスビルに囲まれたなかでぽつんと建ってるので
いかにもザ・北海道といったイメージがなく、ガッカリ度No.1の観光施設と言われるのもうなずけます。(笑
本州からだと湿度の低い涼しさ/寒さといった気候を除けば市内に居るぶんには他の地方都市とあまり変わりません。


>列車とバスで摩周、阿寒、洞爺、屈斜路、支笏を転々と
バス利用だと正確な順番はわかりませんが、
おそらく札幌からだと近場の支笏湖~洞爺湖を終えて一泊。
JRで移動して屈斜路~摩周~阿寒で一泊した。と考えます。
もしこれを一日で回る人が居るならそれは完全なマゾヒストです。


>一日に一本しかないような路線
確かに田舎ではあるあるな事ですね。
時刻表を見て絶望するのは間違いなしです。


>摩周湖は霧ではなく曇りでした。
霧の摩周湖という歌があるほど霧の発生が多いと聞いてます。
霧が無くスッキリした湖を拝むことが出来ると、それは婚期を逃すと云われてます。
私も今まで10回くらい摩周湖に行ってますが霧だったのはたった2回だけです。
あそこは湖面が見えれば中に小さな島があるんですよね。


>凍った湖面を歩いた
北海道でも支笏・洞爺湖は不凍湖なのでたぶん阿寒湖だと思います。
凍った湖面に穴を開けてワカサギ釣りが出来るのだと。


>体や傘についた雪は落とすこと。
東北や信越地方と違って北海道で降る雪は極端に湿度が低いため、乾燥してて髪や衣服に付着しても濡れません。
そのため地元の人は降雪時に傘をさす習慣がありません。 もし傘をさしてる人が居るならそれは道外の人でしょう。
しかし室内で温度が上がれば当然溶け出して濡れるため、予め玄関等で落とします。
札幌から南西に向かうとニセコという豪雪地帯があるのですが、
そこはパウダースノーが降るスキー場(リゾート地)なので冬は外国人スキーヤーで賑わってます。
ここは数年前から口コミで外国人に広がり今では通りも英語の看板が多くなりました。

パウダースノー… 降り積もった雪をすくって押し固めようとしても雪玉が出来ないほど砂のようにサラサラです。
それが所以でもあります。


>異常に室内が暖かった
冬はガンガンに暖房を焚いて室内を暖めておきながら薄着で過ごす。 これ北海道での特徴ですね。
北海道の一般家庭であまりコタツが普及してないのもこのせいかも。
真冬に室内では薄着で居ながらアイスクリームを食べるが定番です。
したがって冬でもアイスの売り上げが落ちません。


>宿泊先の窓は必ず二重
古い製品設計の窓は密封性が悪く二重にしないと室温が保てないのだと思います。
ここ十数年くらいに建てられた物件は窓枠は一つでガラス自体がフィルムを挟んだ分厚い二重になってます。
そして一般家庭は外側に雨戸が無いのも特徴です。 これは台風の上陸が少ないのが影響してるのかも。
また、寺院等を除き瓦屋根の住宅が殆んどありません。 私は函館周辺でしか見た記憶がありません。


北海道へ訪れたことが御有りなら分かると思いますが、
この土地は四国や東北で見られるような長閑な田舎というより最果ての僻地というほうが合ってると思います。


>水曜どうでしょう
最初はローカルの深夜番組だったため、とてもゆるい内容だったと思います。
今度暇な時でもオープニング&エンディングで撮影してる芝生斜面がある公園?でも撮ってきます。
2017.09.01 12:43 | URL | #s60kviDM [edit]

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