Tartan's TR research institutes II

凸端3

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以前の出し忘れ画像

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某橋梁 9月24日撮影時のもの
前回訪問したときより水位がかなり上昇している。



関東が20度を超す過ごしやすい気温であっても、そのころ北海道は紅葉と同時に冬の訪れを知らせるように
9月からTVではスタッドレスタイヤやストーブのCMがバンバン流れる毎日です。
そして10月中旬に入ると標高の高い山間部などでは降雪や早朝・夜間は路面凍結の心配をしなくてはならなくなります。
そんな北海道を気兼ねなく車で周るには10月中旬頃までになるでしょう。
となると、9月末から10月中旬までに道央の札幌から道東へ向かうには3週間弱しか猶予は無く、
10月二週目には体育の日が絡んで3連休になっているため宿代が高くなり、行くなら狙い目は第一週の平日でした。

今回の予定に知床半島訪問を含んでいたため、宿泊するなら斜里町かウトロに泊まるのがベストの選択ですが
なにせ世界遺産に登録されてるものだから宿泊料金も強気で他より高めの設定。
それなら少し離れた網走に泊まるのが賢明だし、もし足りないものが出ても補充するのに北見が近いため網走に決定。




2日目
網走に一泊し、この町にある網走監獄などに目もくれず一路斜里町へ出発。
網走から斜里町まで42km。 海岸沿いの国道244号を通ると地元民以外の観光客が景色を見ながらゆっくり走ってたり、
僻地とはいえ少なからず途中に信号が幾つもあるため1時間は掛かる。 
しかし内陸側の農道なら先を急ぐ営業車しか走ってなく、信号機も途中でたった一つしか無いため30分で到達できる。



遠音別川
鮭の遡上 遠音別川サケ・マス遡上観覧施設
知床半島の北側、根元の斜里町からウトロへ向かう途中にある現在は名ばかりの施設。
遠音別川サケ・マス遡上観覧施設といっても数年前の大雨でがけ崩れが起こり観覧施設が破壊されたままなので
国道334号に架かる遠音別橋から100m強で立入禁止になっていたが、その先にはサケ・マスふ化場が現存してるので、すぐそばの河川敷きではサケ・マスの遡上が今でも見れる。 オホーツク海の河口から上流へ約200mの地点での撮影。

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川底の細長く黒い石のようなものは全部鮭

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人工的に設けられた滝を産卵のためにジャンプして登るのに体力を温存し大勢がスタンバッている。

分かり易く鮭と紹介したが、ただこの時期だと正確には鮭でなく同じサケ化に分類されるカラフトマス(鱒)が混同してるかもしれない。


残念ながら限られた時間内にサケの滝越えジャンプは撮れなかったが、肉眼では一度だけ見ることができた。






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カムイワッカ湯の滝
到着したのがちょうど お昼どきだったため殆んど観光客が居らず穴場の時間帯だった。
しかしここは以前にも来ているのと、今でも終点の四の滝まで上がれないため今回は見送り。

駐車帯で帰る準備をしていたら、後から来た年配の観光客が林道途中で巨大なヒグマに遭遇したと話掛けてきた。
そしてその傍ではレンタカーがパンクで立ち往生してるので心配だと呟いていた。
確かに私がここへ来る林道途中で車を停めて外に立つ女性2人組みを目撃したが、
車がすれ違うのもやっとの場所で駐車してたので、とても邪魔で身勝手な観光客だとばかり思っていた。

帰り道にその現場付近に近づくと、こちらに気付いて逃げるように小熊が林道を横切った!
人生初のヒグマ遭遇だったのと、起きたことが一瞬だったこともあり当然画像を残すことも出来なかった。
たぶん私に教えてくれた観光客は、きっとその母熊に遭遇したのだろう。
もしその小熊が人間に対する恐怖心がなくこちらに興味を持っていたら当然それを何処かで監視してる母熊が登場し、
最悪臨戦態勢になってたかもしれないと思うとゾッとする。

また、問題の立ち往生してた女性2人組は無事だったが、運が悪いことにその女性2人組は台湾人で日本語が全く駄目だった。 午前中に降った雨で道はぬかるんでいて路肩はもろく当然タイヤは泥まみれになっててジャッキアップするのも大変な状況。
交換するにも今どきのレンタカーにスペアタイヤは積んでなく、ぶっすりと釘が刺さっており完全に空気が抜けていた。
更に現場は秘境のど真ん中で当然携帯電話の圏外でありJAF等を呼ぶにも連絡は不可能。
幸い彼女達と言葉が通じる別の日本人が助けに入り、ひと足先に戻った観光客に助けを呼ぶ様伝言を頼んだらしい。

ここの林道は観光バスも頻繁に通る為、普通車同士ではギリギリ交すことは出来ても、
そのサイズでは絶対すれ違うことは不可能だ。
まして次々と訪れる観光客は曲がりくねった林道をバックで広い場所までに戻ることに慣れてるとも思えず
一度大渋滞が発生すると身動きが取れなくなる。
事情を知っても私に出来ることはないと判断し、最悪渋滞が発生する前の今のうち足早にその場を離れた。
林道を抜け綺麗な舗装路に入ってからその場に居るのが相応しくない搬送車とすれ違ったので
きっと連絡を受けて駆け付けたと思うが、その後彼女達がどうなったかは不明です。(笑



思わぬパンク騒動の一件で時間を費やしてしまった為に、おかげで雨雲に追いかけられる羽目になり
今回予定してた野付半島はパスし別の機会に訪れることにしました。
また、春国岱は訪れてみたものの、遊歩道を先まで歩く時間も無く画像に収めると雲っていたため全体が暗いのでボツに。



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根室の観光名所といえば日本最東端の納沙布岬、春国岱から向かっても日が沈む前までに到底着かない時刻だった。
それならば観光客が少ないマイナーな場所はないかと調べると、車石がある花咲漁港なら30分で到着できる。
花咲といえば花咲ガニは知ってても車石なんて聞いたこともない。(笑


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■ 根室車石
 「根室車石」は放射状節理の構造をしたアルカリ粗粒玄武岩  合い、枕状、俵状、楕円体状または円柱状となって固結し、枕
で、球状の岩体をしており、その奇観と大きさは世界でも類を  状溶岩 (Pillow Lava) となり、その枕状体の周辺からさらに冷
見ないことから、国の天然記念物に指定されてます。       やされたため、中心に向かう放射状の柱状節理ができたと考え
 砂岩および頁岩を主とする海成白亜紀層の沈積中、あるいは られています。
その直後に、地層間に整合的に岩床として迸入し、あるいは海  この背面では直径7.5メートルにも及ぶ車石がみられ、また
底に溶岩流として噴出したものです。                 足元付近には直径1~3メートルの車石が数多く見受けられ、
 今から6500万年程前に深海底の割れ目から流れ出した溶   個々の枕状体の形成に働いた力が独特の表面構造を作っている
岩は海底に厚く積もった泥や細かい砂の中に押し入り、または  のが観察できます。 これら車石がつくり上げた独特な奇観は私
溶岩流として海底に流れ出て、急激に冷やされて、ちぎれ押し  達が暮らす地球の生い立ちを身近に感じさせてくれます。


と、案内看板に書いてあります。


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なんかアルマジロのように見える

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太平洋と友知島&チトモシリ島


17時05分タイムアップ。 日の入りのためこれ以上は画像に収める明るさが足りないので宿泊予定の釧路へ…
ここから釧路まで120km。 日没が遅い9月上旬であれば海沿いルートを通って、途中モンキーパンチの生まれ故郷の浜中町ではルパン三世のエンディングで使われた風景をそのまま堪能するところだが、真っ暗な中での海沿いルートはエゾ鹿との衝突を免れないため素直に国道をひた走る。 この路線はいったん郊外に出てしまえば車の流れは初心者や年配が乗る軽自動車でも90~100キロペースなので、途中で出くわしても1時間強もあれば余裕で釧路に着いてしまう。




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コッタロ湿原展望台
釧路湿原は面積18,290ヘクタールを誇る日本最大の湿原。 広さを表現するのに東京ドーム何個分なのかは分からない(爆
追記: 東京ドーム計算機を使うと、3912個分らしいです。
その広大な釧路湿原の北側には道道1060号クチョロ原野塘路線が釧路湿原の中を貫いてて、
途中にコッタロ展望台がある。


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沼に何か居る


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丹頂鶴だ!


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釧路湿原には季節に関係なく丹頂鶴と遭遇できるスポットがある。
人間が立ち入ってこないのを知っているのか、リラックスしてる様子。





3日間通して走った総距離は1440km。 釧路から札幌へ戻ると、寒気が入ったせいで釧路より寒かった。

Comment

Tcake says... ""
予定していたコースは取れなかったようですが、それでも北海道は見るべき所がたくさんあり…
収穫の多い旅だったのではないでしょうか。
ヒグマに遭遇されたのにはびっくりですが。^^;

鮭の遡上は生きるものの力強さを感じますが、あれだけ一ヵ所に滞留している光景は異様にも見えてしまいます。

>車石

ほんとアルマジロという形容がぴったりですね。

そして丹頂鶴!
優雅ですね~。癒されますv-352

>3日間通して走った総距離は1440km。

1440kmという数字を聞いてもピンときませんが、地図で見ると相当な範囲を駆け抜けてらっしゃいますね。
お疲れ様でした。^^
2017.10.07 15:23 | URL | #8ahq93Ss [edit]
JEYEM says... ""
まずは無事で何よりです(笑。
ちょうど北海道でヒグマに襲われて遺体で発見された男性のニュースがあり
ヒヤりとしました。


例の橋梁は水に浸かってると全然風情が違いますね。

>遠音別川
写真を見るとなるほど木々が色づいてますね。こっちはまだ全然です。
トラブルにみまわれた方もまだ人通りのある道でよかったですね、
車もめったに通らない道だったらと想像するとゾッとします(笑。

>根室車石
看板の忠実な再現ありがとうございます。
しかしながら文字表示を「大」にしてたため
改行位置がずれて意味不明な文章になってました…(笑。

丹頂鶴、確かに優雅ですね。
相変わらずこっちではみられない景色ばかりです。
「ルパン三世のエンディングで使われた風景」というのも気になります。
また来年以降にリベンジでしょうか^^


2017.10.07 22:46 | URL | #t50BOgd. [edit]
Tartan says... ""
今回の旅は終始天気との戦いでした。
東側の海沿いに向かうことだけ決めていたので、宿を網走・釧路にしたのですが、
週間天気予報も毎日コロコロ変わるためホテル予約をダブルブッキングして、
どちらを先にしても大丈夫なようにキャンセル料が発生しない前日ギリギリにルートを決めました。
結果的に網走を先にしたのですが、札幌から旭川経由で直行すると現地は未だ雨が残っている天候だったので、
時間稼ぎで途中からこの前行った糠平湖へ一度南下するルートを執るなど無駄な移動をしてました。

遭遇したヒグマは子供でしたし車の中からだと恐怖は無かったです。
ただ親熊が絶対近くに居るはずなので多少緊張はしてました。


>鮭の遡上
10月下旬だと川全体が真っ黒になるくらいの数が集まるそうです。
鮭は海で養分を蓄え、産れ故郷の川に戻るときは絶食状態になる習性らしく、
無事滝越えをした個体は産卵を終えると息絶えていくようです。
河口付近では脂が乗っててまだ元気な状態なので、遡上に向かう鮭を狙った釣り人がウジャウジャいました。


>丹頂鶴
私、季節に関係なく道東方面に行ったときの遭遇率は90%以上です。
地元民でないのに見慣れてしまいました。


>1440km
今回走ったルートを地図でおさらいすると、四国一周は軽くしてました。


最終日は湿原を後にしてからどのルートで帰るか決めかねてたのですが、
事件のあった白糠は釧路の隣町で、何も知らずに現場付近を通ることも検討してました。
もし通ってたらヒグマの被害に遭わなくても警察車両がいっぱい居るところに出くわす羽目になりましたね。
湿原から出て一番近いセブンイレブンが標茶町だったので、白糠がある西ではなく北上しました。(笑


>例の橋梁
風が無ければ水面が凪になって眼鏡橋になるのですが、なかなかタイミングが合いません。
そして今頃はもう水没してるかもしれません。


紅葉
標高の低いとこはそれほどでもなかったですが、知床峠は真っ赤かでした。
ttps://blog-imgs-116.fc2.com/r/e/b/rebootlaracroft/shiretoko.jpg


>トラブルにみまわれた方
ブログ上では創り話のように感じるかもしれませんが、すべて事実です。
帰りに私も小熊に遭わなければわざわざ止まってまで話掛けることはしなかったでしょうね。
パンクしたんだって?直ぐそこに熊が居たよ!と話しかけたら、???でした。(笑
以前台湾に赴任してたという既にそこに居た日本人を介してやっと理解したようです。
パンクに気付いても、私なら怖くて林道を抜けるまでそのまま走り続けますね。


>改行位置がずれて意味不明な文章になってました
そうでしょうね、プレビューを見ながら合わせただけなので、読める絵として見て頂ければ(笑


>ルパン三世
TVスペシャルシリーズで放映された「霧のエリーシヴ」だったと思います。
浜中町にある霧多布岬を舞台にした作品ですが、内容的にはつまらないシナリオだったような…

ここのロケーションは冬でも殆んど雪が積もらない地域なので、
釧路に用事があったついでに時間があれば年内訪問も可能です。
ただはっきりとそのシーンを覚えてないため
復習するのに何処かでアニメを探さなければなりません。^^;
2017.10.08 02:02 | URL | #s60kviDM [edit]
JEYEM says... ""
四国一周と聞いてようやくイメージが湧きました、すごいですね。

>紅葉
キレイですね。

>ルパン三世
TVのスペシャル版でしたか、割と最近みたいですね。
ルパンと聞くと昔のTVシリーズや映画を思い浮かべてました。



2017.10.08 08:59 | URL | #t50BOgd. [edit]

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