Tartan's TR research institutes II

外付けHDDケース

Posted by Tartan on   3 comments

先日 NASのハードディスクの入れ替えを紹介したが、
ところで取り外した0S03663はどうするかというと、別に故障したわけでもエラーセクタが増えたわけでもないので
24時間運用のNAS HDDとしては現役を退く形になっても、まだまだ別の用途で活躍してもらうことになる。
そこで余った4台のうち2台は外付けHDDケースに入れバックアップ用に使用することにした。
そのため6TB HDDを購入する際に同時に外付けHDDケースも購入。

条件としては、
・2台搭載できる
・6TB HDD認識可能
・USB 3.0 接続
・冗長性 つまりRAIDが組める
・冷却ファン搭載
など条件を満たした製品では選択肢が限られ、そのなかで7千円弱と安かったMARSHAL RAID TOWER 2 に決めた。

RAID_TOWER2.jpg
内容物:
HDDケース本体
ACアダプタ
USB3.0ケーブル
2.5HDD固定用ネジ&+ドライバー
説明書



RAID_TOWER2_3.jpg
本体背面
左から
リセットスイッチ
RAIDモード切替用ディップスイッチ
USB3.0端子
ケースファン強弱スイッチ(4段階)
DC12V電源入力端子



RAID_TOWER2_4.jpg
HDDトレー 素材は金属ではなくABS樹脂の安っぽい作り。
3.5インチHDDを取り付ける場合はHDD側面のネジ穴にバネ状の凸部が嵌まるようになっていて
工具も必要なく固定できる。
しかし2.5インチHDDの場合は付属のネジで固定するようになっていた。
正面の窪みをつまむとロックが解除されケースからHDDが引き出せる構造。



RAID_TOWER2_2.jpg
本来なら分解すると保証対象外だが、初期不良の動作確認後に天板を外し内部を確認してみる。
2台分のSATA3コネクタを実装したライザーボードを介しメインの基盤に刺さっている。
上方から見るとケース背面からライザーボード取りつけステーまでは約35mmあり
付属のファンに不満があればもっと厚いファンに交換することも可能のようだ。
しかし直ぐ下にRAIDチップがあるため同時にチップの冷却も考慮すると20mmが限界かも。



JMS561.jpg
天板を外した状態では採用されてるRAIDチップが何なのか確認できなかったため
邪魔な冷却ファン及びライザーボードを外して基盤まで到達。
そして固定されたメイン基盤を持ち上げ、傾けることでやっとチップに印刷された小さな文字を読み取ることができた。
JMicron製JMS561 USB3.0 to Dual SATA GenIII Ports Bridge Chipが使われていた。
メイン基盤上に温度センサーの類が見当らなく、また、HDDのS.M.R.T.情報を読み取ることが出来ない様なので
常時HDDの温度を知ることが不可能で必然的にケースファンを強めで回すことになる。
同梱された説明書にもHDDの損傷を防ぐため最大回転数で回すことを推奨すると記載していた。
他メーカーのモノには自動制御可能なHDDケースもあることから、これは改善に期待する。



RAID_TOWER2_5.jpg
RUNDA製? そんなメーカー私は知らない(笑)
ネットでググるとどうやら中華ファンメーカーのようで、70mm x15mmDCファンが搭載されていた。
このファン自体の最大回転数や風量などスペックは不明だが、おそらく3000rpm前後だと思われ、
HDDケース背面のスイッチで4段目の最高に設定するとそれなりに五月蝿い。
また、温度センサーに対応しておらず配線は2本のみ。
したがってケース内部やHDDの温度が上昇してくると自動的に回転数を変更してくれないため
ソレを見越して事前に設定しておかなければならない。




では実際にCrystal Disk Mark 5 で計測してみる。
前回NAS用の0S03842をマザーボード直結で繋いで計測したが、それを外しHDDケースに入れて再度計測。
ここからはベンチマークのオンパレードです(笑


《 HGST 0S03842 HDN726060ALE610 》

HGST_HDN726060ALE610_USB3_1GiB.png
Ver. 5.1.2 1GiB


HGST_HDN726060ALE610_USB3_4GiB.png
Ver. 5.1.2 4GiB

んっ? 1GiB、4GiB共にシーケンシャルの値はマザーボード直結のときよりスコアが良い?
試しにギガバイト単位のファイルを移動してみても転送に掛かる時間は大差無かった。
この結果は誤差範疇なのか、それとも外付けHDDのほうが有利なのか確かめるのに別のHDDでも試すことにした。



二ヶ月ほど前にPCへ設置したHDD TOSHIBA MD04ACA300 3テラバイトだが、
主に動画収録する際に出来るAVIファイルを一時的な保存場所になってるため殆んどが空の状態を維持している。
しかし計測時はCrystalDiskMark上だと0%と認識してるが、実際には数個のフォルダと140MBのファイルが存在する。
以前に計測したときはCrystal Disk Mark 3.0.4だったため比較で今回も併用して計測。

《 TOSHIBA MD04ACA300 》

マザーボード SATA3ポート直結状態

TOSHIBA_MD04ACA300_SATA3_1000MB.png
Ver. 3.0.4 1000MB


TOSHIBA_MD04ACA300_SATA3_4000MB.png
Ver. 3.0.4 4000MB

こちらは誤差範疇なのかファイルが残ってるせいかは分からないが、前回計測時より僅かながらスコアが落ちている。
続いてVer.5.1.2で計測

TOSHIBA_MD04ACA300_SATA3_1GiB.png
Ver. 5.1.2 1GiB


TOSHIBA_MD04ACA300_SATA3_4GiB.png
Ver. 5.1.2 4GiB


TOSHIBA MD04ACA300 → RAID TOWER 2 組み込み状態

TOSHIBA_MD04ACA300_USB3_1000MB.png
Ver. 3.0.4 1000MB


TOSHIBA_MD04ACA300_USB3_4000MB.png
Ver. 3.0.4 4000MB


TOSHIBA_MD04ACA300_USB3_1GiB.png
Ver. 5.1.2 1GiB


TOSHIBA_MD04ACA300_USB3_4GiB.png
Ver. 5.1.2 4GiB

MD04ACA300での結果は0S03842のときのように明らかなスコアの上昇は無かったわけだが、
ウインドウズ上からだとPC内で直結した状態と比べてもパフォーマンス的に遜色がなく
自分のPC環境下だと外付けHDDということを意識することなく利用が可能という結果になった。




ちなみにRAID TOWER 2 には二台の2.5インチまたは3.5インチのハードディスクが搭載可能になっており
RAIDモードが選択できる。
RAID 0 (ストライピング)、RAID 1 (ミラーリング)、コンバイン、スタンダード と4つのモード切替ができ
その中でもデータ読み書きが一番早いRAID 0 (ストライピング)でフォーマットし計測してみた。

《 HGST 0S03663 HDN724030ALE640 》

HGST_HDN724030ALE640_x2_RAID0_USB3_1GiB.png
Ver. 5.1.2 1GiB


HGST_HDN724030ALE640_x2_RAID0_USB3_4GiB.png
Ver. 5.1.2 4GiB

HGST 0S03663 単体での計測は、手元にネットワークドライブ経由のみしかベンチスコアは残ってなかったのと
それだけのために数時間かけてフォーマットする気力が無かったので今回との比較は出来ないが、
単純にシーケンシャルの結果だけを見ると常時230MB/s以上をキープしてるので、
0S03663もRAID 0で冗長化させれば同じ容量の 0S03842に迫る勢いだった。




もし使用してるPCがラップトップだったり、HDDを増設できない筐体の小さいPCでは
内蔵のように扱える外部ドライブとしてじゅうぶんに機能すると感じた。
ACアダプタ電源確保と設置スペースに余裕があれば、データ領域の増設・拡張をするのにこの選択はアリだと思う。
それにこの外付けHDDケースは常時電源を入れっぱなしにしても繋いでいるPCがシャットダウンしたりすれば
連動して冷却ファンと共にスタンバイモードに移行するので節電にもなる。

ただ私の場合は利用目的が常時起動してるNASのバックアップなのでこの方法が使えず自ら電源を落とすしかない(笑


Comment

JEYEM says... ""
お久しぶりです^^
北海道が台風や大雨で大変なことになってて心配してましたが、、
影響はいかがでしょうか…


記事に出てくるほとんどの用語の意味が分かってませんが、
何だかすごいこだわりですね。

NASというものが、LANで外部に接続するものだということを初めて知りました。
2016.09.07 20:39 | URL | #t50BOgd. [edit]
Tartan says... ""
お久しぶりです^^

8月に入ってからは本来なら気温は上がっても湿度が低いままの北海道なのに、
お盆を過ぎても今年は何故か暑い日が続いておりずっと動画収録を中断してまして、
その間に以前から気になっていたNASの容量アップを図ろうとハードディスク交換作業に入ってました。

北海道では過去に前例のない台風の上陸3連発によって引っ張られた南からの湿った暖かい空気が上空を覆い
まるで本州のような蒸し暑さの日々が続いてました。
札幌はというと直接的な被害はありませんが、最高気温は低くなってきても依然湿度が高いため
もう秋とはいえ不快指数は高いままです。^^;
災害ですけど北海道を東西に隔てている大雪山系と日高山脈というのがあるんですが、
そこを台風が連続で直撃したために麓の町では至る所で堤防決壊や道路陥没など悲惨な状況になっているようです。
そのため主要な峠など交通網が寸断され、流通に影響が出ています。



数年前なら大事なデータはCD-R/DVD-R といったメディアに焼いてましたけど、
現在ならコストパフォーマンスに優れたハードディスクに収めるのが一番安くすみます。
そのため今後の自分参考用にどの型番のものが優れてるのかデータ取りを兼ねてる部分もあります。



NAS(Network Attached Storage)ですから、ネットワークに直接接続して使用するファイル共有サーバですね。
自宅内のみでのファイル共有ならリモートデスクやLAN経由でのアクセスで事足りますが、
外部からとかWindows以外にもMacやiphoneなど、どのOSでもアクセス出来てファイルの出し入れが可能なので
私はNASを選択してます。
近頃はHDDレコーダーやPS4の外部動画保存場所としてNASを購入する方が増えてるみたいですね。


ZIPANGU最終レベルの収録ですが、ここ数日でやっと気温も下がってきたのでもうそろそろ再開できるかもしれません。
2016.09.08 01:17 | URL | #s60kviDM [edit]
JEYEM says... ""
大雨はまだまだ油断ならない感じですね。

動画収録は急かすつもりはまったくないです。
翻訳作業が思ったより大変で余裕がないというのもありますが…^^;
2016.09.08 21:12 | URL | #t50BOgd. [edit]

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